監督処分とは?
監督処分というのは、
国土交通大臣や都道府県知事が、
宅建業者や宅地建物取引主任者等に対して、
宅建業法に違反する行為をした等によって、
業務の停止を命ずる等の処分のことをいいます。
監督処分の“監督”とは?
監督処分の“監督”というのは、
処分だけではなくて、
指導や助言、勧告なども含まれます。
監督処分の目的は?
監督処分の目的は、
宅地建物取引業の健全な発展と
取引の関係者が、
安心して取引を行えるようにすることにあります。
監督処分の内容は?
監督処分の内容としては、
それぞれ次のようなものです。
■宅建業者
・指示、業務の停止
・免許の取消し
■宅地建物取引主任者
・指示、事務の禁止
・登録の消除
■宅地建物取引主任者資格者
・登録の消除
ちなみに、
宅建業法65条や68条の規定に基づく
処分を行う際には、
あらかじめ公聴会による聴聞を
行わなければならないことになっています。